京都とか夏の終わりとか
こんにちは!
今日は録画してあった
京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 祇園さんの来はる夏
を昼食後に観ました!
僕は「京都」という街が好きで、
NHKの番組を観ているときにcmで流れていたので
速攻録画しました笑
実はシリーズものらしくて数年前から放映されているようなのですが
僕が観るのは初めてです✨
さてさて内容の方ですが、
もう、冒頭から引き込まれましたね。
林遣都さん演じる庭師のシーンから始まりましたが、
その庭の美しいこと。
「緑」が鮮やかで、足立美術館の特集を思い出しました。
4Kとか8Kで観たらさぞ美しいだろうなと笑
庭師、パン屋さん、陶芸家、農家、日本料理の調理師として
修行している男女たちが祇園祭に向けて準備をし、
本番を迎えるという内容ですが、
時折、ドラマではなく実写の祇園祭の様子が映し出されたり、
用語の解説がなされたりと盛りだくさんでしたね✨
一つの憧れらしく、そこにスポットを当てた青春ストーリーも
ドラマを引き立ててくれます。
僕のような京都の外に住む者にとっては
京都に憧れがありまして、
その歴史や街づくり、建造物に特に興味があります。
いつか1週間くらいかけて京都の町中を歩き回ってみたいと
思ったりしてますが
なかなか実現できていません💦
そんな僕にとってこのドラマは
より一層京都への興味を深めてくれる内容でした。
9月に再放送されるようなので、ご興味のある方はぜひ!
さて、今日のタイトルにはもう一つ
「夏の終わり」
なんてことを書いています。
毎日昼も夜もエアコンをつけていると体調が悪くなるので、
今日はエアコンを付けずに過ごしていました。
ドラマも32度くらいの部屋で窓を開けて観ていたのですが、
そのときに感じたんです。
もうそろそろ夏が終わるなー、、、と。
暑いのですが少し曇り気味で、セミも鳴いているのですが、
時より窓から吹く風が汗をかいているからか涼しくて、
ああ、夏もそろそろ終わりかあとしみじみしていました。
ドラマを一時停止して庭に出てみると、
暑くて少し曇っているんだけど空気感が心地よくて、
暑ささえも気持ちよくて、
現実の世界も美しいなと思ったのです。
中学生くらいの頃から日常のふとした風景や
季節の変化などに心を動かされてきたのですが、
今日はドラマを観ていたので感受性が強くなっていたのかも
しれませんね。
夕方になって陽が出てきて少し暑くなってきたのですが、
今日はエアコンを付けたくない、
このまま外の空気を感じていたいと、
夜になるまで窓を開けていました。
そんな感じで、たそがれつつ、ドラマを思い出しつつ、
聴きたいなあと思って再生した曲があります。
【癒し効果】大切な何かを思い出す、懐かしい風景~【高画質】Nostalgic Japanese landscape
フリーbgmを集めた動画なのですが、
この中でも7:12から始まる曲が大好きです。
フリーの曲なので名前もわからず、探すのに苦労したのですが、
なんとか見つけ出しました!
その名も「望郷」です。
本当に素敵な曲です。
望郷という名前の通り幼き頃の記憶が呼び覚まされます。
ただ、曲に対する感じ方というのは千差万別で、
この曲を聴いて「悲しい」と感じられる方もいらっしゃるんですよね。
僕は確かに昔を思い出したり、夕暮れを頭に浮かべたりするのですが、
「悲しい」とは思いません。
わいわい騒いだ楽しい思い出、
年月の経過により美化されているかもしれないけれど
青春の美しい思い出
どこかのアニメか小説で感じた暖かい気持ち
そういうものがごちゃ混ぜになって
自分の前に現れてくるのです。
そして僕はその世界に没入します。
今生きている現実とは離れた、どこか遠くにある世界
思い出という世界
それらがすべて「望郷」という言葉に込められている気がします。
作曲された方もわからないのですが、
音楽の素晴らしさ、美しさを実感します。
変な言い方ですが、少なくともこの曲に関しては
ピアノの88鍵盤の音を不規則に
鳴らしているだけなんですよね。
でもそれが僕の様々な感情を突き動かしていく。
そこに音楽の果てしないパワーを感じます。
外では鈴虫が鳴いています。
「望郷」を聴きながら虫の声を聞くというのは
なんて幸せな時間なんでしょう。
でも、僕がこんなにも「望郷」に惹かれるのは
報われない恋
将来への不安
こういったものを抱えているからかもしれません。
大好きな恋人と夏休みを楽しんで、
将来の道も定まっていて、毎日忙しければ
僕のように一人で曲を聴いてたそがれるようなこともないはずです。
もしかしたら僕は「望郷」を一緒に聴いてくれるような相手を
探し続けているのかもしれません。
まるで青空を探し続けるように、、、